島のスマホ、その先は海の中。宮古島からケーブルをたどる
2026-09-17 更新
電波でつながったあと、データはどこへ行く? 沖縄本島・久米島・宮古島・石垣島を結ぶ海底ケーブルから、島の通信を眺めます。
海に囲まれた島で、写真を送ったり動画を見たりする。手元では無線でも、通信を運ぶ道には海の中の光ファイバーもあります。
沖縄の4島は、どうつながる?
島の名前を押すと、その先のつながりが見えます。
新設のYUIは沖縄本島〜石垣島が約460km、宮古島〜久米島が約260km。既設の2区間と接続する構成が発表されました。
光は、島のつながりをたどる演出です
区間と出典を読む
- 沖縄本島〜石垣島:YUI・約460km
- 宮古島〜久米島:YUI・約260km
- 石垣島〜宮古島:既設区間(2区間の合計約290km)
- 久米島〜沖縄本島:既設区間(2区間の合計約290km)
接続後の運用については、2024年8月の事業者記事で2023年度の4島を結ぶシステム完成が紹介されています。境界は国土数値情報を加工した既存の地図データを使用。出典確認:2026年9月17日。
2023年に増えた、2つの道
2023年7月、沖縄セルラー・NTT西日本・ソフトバンクの共同整備で、新しい光海底ケーブル「YUI」が完成したと発表されました。沖縄本島〜石垣島が約460km、宮古島〜久米島が約260km。既設の石垣島〜宮古島、久米島〜沖縄本島と合わせ、4島を結ぶ構成です。SoftBankの整備完了発表(2023年7月13日)
このときの発表は、新設区間の完成と、既設区間へ接続する方針を述べたものでした。その後の2024年8月の記事では、ソフトバンクが2023年度に4島を結ぶシステムを完成させたと説明しています。SoftBankの取り組み紹介(2024年8月29日)
アンテナを増やすだけでは、終わらない
同じ記事は、ケーブル側の整備に続いて、島内の基地局までを結ぶ回線の増強と5Gの展開を進める様子を紹介しています。基地局の数だけを見ても、その先の道の太さや変化は見えてきません。
「島で通信を使う」という日常は、街のアンテナと、海を越える設備の両方に支えられている。そのつながりを地図にしたのが、この図です。
ただし、どのスマホの通信がどのケーブルを通るかは、この資料からは分かりません。図の光は接続関係をたどるための表現で、実際の通信を追跡したものではありません。また、整備の発表は利用者の速度の実測結果とは別です。
島の街に戻ってみる
ここからは街に届け出られた基地局と、光回線の整備状況を見られます。ケーブルの接続図とは異なる、島の通信のもうひとつの面です。
出典確認:2026年9月17日。図は発表された接続関係を当サイトで描いた模式図です。
ほかの読みもの
本文に示した資料をもとに編集しています。観測値は測定時点のもの、設備の整備・改善は各事業者の発表として記載しています。